LXPは、公式・非公式を問わず、すべての学習へのアクセスを一元化するものであり、LMSで作成されたオンラインコースや社内研修のような公式の学習リソースを、記事、ビデオ、ポッドキャスト、電子書籍のような非公式の学習リソースと同じプラットフォームで追跡・測定できます。

LXPは、管理者がトップダウンで従業員の学習を管理するのではなく、従業員が日々のワークフローの中で利用しているリソースを活用し、従業員自身で学習を管理できるようにするものです。各ユーザーのスキルと成長の機会に関するインサイトが、ユーザー自身の最も重要な学習の指針となります。

LMSは、L&Dチームのコンテンツ、イベント、コンプライアンス、学習記録を管理するためのものであり、LXPは、人々が学習コンテンツにより簡単にアクセスし、学習やスキル開発をより魅力的で生産的なものにするためのものです。つまり、LMSで学習を管理し、LXPで学習自体を可能にします。Degreedプラットフォームは、すべての学習を結び付け、活用できるようにします。

LMSシステムは、変更しづらいコース構造と関連していることが多く、日々変動する需要に対応するための更新や修正に時間がかかる場合があります。一方でLXPは、コンテンツ配信やカスタマイズにおいて、より適応性が高く、機敏に対応できるように設計されています。LXPは、変化する業界トレンドやビジネスニーズに対応したコンテンツをキュレーションまたは作成することで、新たなスキルギャップに柔軟に対応することができます。この順応性により、組織は競争力を維持し、従業員に最新のスキルを身につけさせることができます。LXPを既存のLMSと併用することで、組織は、よりパーソナライズされた、ユーザー中心の学習体験、非公式かつ継続的な学習のサポート、学習需要の変化に直面した場合の適応性の向上といったメリットを得ることができます。両システムを組み合わせることで、現代の労働力の多様なニーズを満たす、より効果的な学習エコシステムを構築することができます。

Degreedのデータサイエンスチームは、学習体験の向上と、L&Dおよびビジネスリーダーが労働力の意思決定に活用できるデータの改善に一貫して重点を置き、ほぼ半世紀にわたってさまざまな形態のAIを導入してきました。Degreedは現在、同社のプラットフォームにおいて、パーソナライズされたおすすめの学習の提案や、検索結果の改善などにAIを活用しています。

Degreed LXPとAcademiesではコンテンツを提供しておりませんが、お客様がご利用になりたい学習コンテンツと統合することができます。例えば、Udemy、Skillsoft、Pluralsightなどのプロバイダーと統合でき、Sharepointなどのソースから、独自のコンテンツに接続することも可能です。Degreedのアカウントを持っている方であれば誰でも、自分の好きな学習・能力開発コンテンツをすばやく簡単に検索、発見、選択することができます。